お墓にて。

昨日は納骨の日…でした。



お父さんお別れだね…と、

朝、祭壇の骨壷に語りかけ



遺影の中の笑顔の父に

「お父さん ありがとうね」

と改めて伝えて…



骨壷と共に、母と姉と

お墓へ向かいました。






祖父、祖母…そして

幼くして亡くなった、

父の弟さん(享年3才)が眠るお墓。




昔、父が話してくれました


父は小学生の頃、

学校から帰ると

幼い弟を背中におんぶして

自分が子守をしていたこと。



家が貧しく…


長男だった父は、

家の手伝いをしながら

幼い弟や妹の面倒を見ていたこと。



そして…

弟が病気で亡くなったこと…






詳しくはあまり語らない父でしたが

昔の事を 話してくれた時の事は

今でも深く心に残っています。




私は会うことができなかった、

3才のままの叔父さん…。

今頃、父と叔父さんは再会して

仲良くおしゃべりしてるかな。






父が生きてきた人生…



天国で今…

何を思うのだろう。




あー、幸せだった。

良き人生だったよ。



そう言って

笑ってくれてるかな。


そうであったらいいな。





そんな事を思いながら

お墓の前で静かに

手を合わせました。





3年前の写真です。

母に支えられて 海を眺める父。



この時 すでに

父の認知症は進行し…

母や私のこともわからず、

会話もできませんでした



だけど

話しかけるとよく笑ってくれて。



この写真を見ると…

あの時の優しい時間を

思い出します。




ブログを書いていると

心が落ち着きます。



最後まで読んで下さり

ありがとうございました

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