日々

朝、


窓から見える朝顔を眺め





ウサギと猫に

『おはよう』と話しかけ




両親の遺影に手を合わせて…




静かに一日が始まります







先月  母が亡くなり…




家に一人ポツンと暮らす日々は

ふとした瞬間に

悲しみを感じる事の連続で




家にいると

どうしても色々考えてしまい




辛く…

気持ちも沈みます





外に出て

仕事をしたり

誰かと話してる時は



無意識にスイッチが入り、

明るく元気でいれるのですが




帰りの車の中で

ふと涙が出たりします









黒猫の 蘭ちゃん



保護して もうすぐ一ヶ月。



よく食べ よく眠り

よく甘え…




保護当時は

とても痩せていたけれど



最近は 少し

ふっくらしてきた気がします






ウサギの花(小花)ちゃんと

ネコの 蘭ちゃん




この仔たちのためにも

私が元気でいなきゃ…





そんなことを

ぼんやりと思いました

朝顔

毎朝、


窓から見える朝顔を眺め…

母を偲んでいます。



隣には

黒猫の蘭ちゃん…。



私の側に…

そっと いてくれます





蘭ちゃんと一緒に

花を眺める、朝の ひと時…



心が無になれる…

大切な時間です







『お母さん

今日も綺麗な朝顔が咲いてるよ』





そう心の中で

母に語りかけています

黒猫の 蘭ちゃん。

前回の記事に

お優しいコメントを下さり

心から感謝申し上げます。

読ませていただくたびに

涙がポツンと流れます



少しずつ

お返事させていただきますね

コメント下さった皆様、

訪問して下さった方々

本当にありがとうございました







今日は

黒猫ちゃんの事を書こうと思います




数ヶ月前から、自宅の周りで

時々見かけるようになった黒猫ちゃん。




元々は

母が最初に見つけて

『黒猫ちゃんがいるよ』

と私に教えてくれました




母は

『今日も黒猫ちゃんがいたよ』

と時々嬉しそうに話していて…






私も4月に このブログに

『訪問者』のタイトルで

一度 黒猫ちゃんの事を書きました





その後も 度々

姿を見せてくれてた黒猫ちゃん。

私は心の中で ひそかに

「トッピー」と名付け

時々 話しかけたりしてました








6月…


母が天国へ旅立ち…





悲しくて寂しくて辛くて

私は一人になると

泣いてばかりでした




お葬式の日、その翌日…

そのまた翌日…




私が 悲しい想いで

母のいない家に一人帰るたびに

玄関の前に 黒猫ちゃんが

ちょこんと座っていました





まるで

私を待ってくれてるかのように思えて

黒猫ちゃんの隣で 泣きました。



次の日も…

また次の日も。



そんな日々が

何日か続きました。







次第に黒猫ちゃんが…

母に思えてきました。



お母さんが きっと

私が寂しくないように

来てくれてるんだ…



見守ってくれてるんだ…




黒猫ちゃんはお母さんなんだ…







そんなはずはない…と

わかってはいても


そう思わずにはいられないほど

私の心は弱っていて

悲しみで疲弊していました





黒猫ちゃんに…

どこか救いを求めて

自分の心を慰めていました








そして…



ある時 自然に…

黒猫ちゃんを 家の中へ

招き入れました。

保護することにしました





4月の時点では

私が近づこうとしても

すぐ逃げていた黒猫ちゃん。

おなかをすかせて

とても痩せていた…






今は、少しずつ慣れて

私のあとをトコトコついてきて

私が座ると、隣に そっと座り

丸くなってお昼寝をします。









家族に迎い入れるにあたり

名前を新たに決めました。





母が とても花が好きだったので

花の名前にしたい…と思いました





ふと…

母の祭壇に飾っている、

綺麗な胡蝶蘭が目に入りました



母がとても慕っていた方が

お供えに…と下さった胡蝶蘭。




そこから一文字とって





名前…  蘭(らん)




と名付けました。






黒猫の 蘭ちゃん。





今、隣に

蘭ちゃんがいてくれる事が

何だか不思議な想いです。







いまだ

涙を流さない日はありません。




だけど…

日常の出来事や些細な事

ここに書きとめ、少しずつ

『今』を残しておきたい…





そんな想いで

今日は書きました✐