市役所での出来事
花虎の尾(ハナトラノオ)というお花。
母は紫色がとても好きだったので…
お墓へ供えました。
トルコキキョウも綺麗。
お母さん…
見てくれてるかな。。
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先日、用事があり
市役所へ行きました
ある手続きのために
住民票や戸籍謄本を
発行してもらったのですが
当然のことながら…
父と母の名前の横には
「除籍」の文字が…。
わかってるんです…
もうこの世にはいない、と
ちゃんと理解して
受け止めていたつもりなのに
なぜだか…
急に現実を突きつけられた気がして
悲しくてたまらなくなり…
目が涙でにじみました
除籍…
という二文字が
とてつもなく悲しく感じて
今の私には…
見るのも辛かったです
何だか私だけ ポツンと
時が止まっているような、
そんな気がしながら…
誰にも気づかれないように
涙をふきました。
ふと…
今 読んでいる
『永遠のおでかけ』
という本の中に出てくる
フレーズを思い出しました
《悲しみには強弱があった。
まるでピアノの調べのように、
私の中で大きくなったり、小さくなったり。大きくなったときには泣いてしまう》
《……こんなに綺麗な夕焼けも、
もう父は見ることができない。
死とはそういうものなのだと改めて思う》
益田ミリさんのエッセイ本。
お父さんが亡くなるまでの事…
そして亡くなったあとの事が…
優しく穏やかに綴られています
悲しみの強弱…
ほんとそうだなぁ、、
自分では
もう大丈夫…と思っていても
ふいに突然
悲しくなって涙が出たり。
普段は笑っていても…
心は泣いていたり。
今日は大丈夫でも…
明日は大丈夫じゃなかったり。
そんな…
不安定な心の強弱は、
いつの日か安定する時が
くるのかな…
そんなことを…
ふと思いました。