市役所での出来事

花虎の尾(ハナトラノオ)というお花。

母は紫色がとても好きだったので…

お墓へ供えました。


トルコキキョウも綺麗。

お母さん…

見てくれてるかな。。





*〜*〜*〜*〜*〜*




先日、用事があり

市役所へ行きました



ある手続きのために

住民票や戸籍謄本を

発行してもらったのですが




当然のことながら…

父と母の名前の横には

「除籍」の文字が…。




わかってるんです…

もうこの世にはいない、と

ちゃんと理解して

受け止めていたつもりなのに




なぜだか…

急に現実を突きつけられた気がして

悲しくてたまらなくなり…

目が涙でにじみました




除籍…

という二文字が

とてつもなく悲しく感じて




今の私には…

見るのも辛かったです





何だか私だけ ポツンと

時が止まっているような、


そんな気がしながら…

誰にも気づかれないように

涙をふきました。






ふと…



今 読んでいる

『永遠のおでかけ』

という本の中に出てくる

フレーズを思い出しました


《悲しみには強弱があった。

まるでピアノの調べのように、

私の中で大きくなったり、小さくなったり。大きくなったときには泣いてしまう》



《……こんなに綺麗な夕焼けも、

もう父は見ることができない。

死とはそういうものなのだと改めて思う》





益田ミリさんのエッセイ本。

お父さんが亡くなるまでの事…

そして亡くなったあとの事が…

優しく穏やかに綴られています




悲しみの強弱…




ほんとそうだなぁ、、



自分では 

もう大丈夫…と思っていても



ふいに突然

悲しくなって涙が出たり。




普段は笑っていても…

心は泣いていたり。



今日は大丈夫でも…

明日は大丈夫じゃなかったり。





そんな…

不安定な心の強弱は、

いつの日か安定する時が

くるのかな…




そんなことを…

ふと思いました。

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