巨食症の明けない夜明け

先日 テレビに、

翻訳家の松本侑子さんが出られていて。

とても好きな作家さんなのですが、




私は思わず…

昔を思い出し、

少し胸が痛くなってしまいました


(とんこさん、画像。*゚

    ありがとうございます)






…というのも



ある一冊の本を思い出したんです



松本侑子さんが

1988年に書かれた本



【巨食症の明けない夜明け】





ずいぶん昔…

私はこの本に出会い…

衝撃を受けたものでした




なぜなら…

この本に登場する女の子が

私と同じ…だったから。




正確には…


同じ症状…だったから。







まだ…

『摂食障害』『拒食症』『過食症』

という言葉も、

今ほど知られていない時代…





当時…

自分に今 

何が起こっているのかわからず


ただ ただ自分を責めていた…

自分は異常なんだ…と。






辛い記憶を消したくて

その本は…

もう随分前に手放してしまったけど



今でも… 本のタイトルや表紙の絵を

目にすると…フラッシュバックのように

当時のことを思い出します。





だけど…

私も今  40代になり、、



先日偶然

松本侑子さんをテレビで拝見して




不思議な事に…

再びまた 同じ本を読みたくなりました





そして…

図書館で借りてきました





あの頃と、何か違う気持ちで

読めるんだろうか…



私自身…

あれから何か変われたのだろうか。





何年もの時を経て


同じ本に巡り合う…



これも、

何か意味があるのかもしれない。




今改めて 読むことで…



ふと、

過去の自分と もう一度

向き合えるような気がします

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